『リリー・マルレーン』4Kデジタルリマスター版@<ライナー・ベルナー・ファスビンダー>監督
8月
26日
ドイツを代表する映画監督<ライナー・ベルナー・ファスビンダー>が、第2次世界大戦中のドイツの流行歌『リリー・マルレーン』を題材に、時代に翻弄された実在の女性歌手の半生をエネルギッシュに描いた1981年西ドイツ製作の『リリー・マルレーン』は、1981年10月31日に日本初公開されていますが、「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」にて4Kデジタルリマスター版として、2024年8月30日より公開されます。
ナチスドイツの勢力が拡大するヨーロッパで、売れない歌手「ビリー」はユダヤ系名門一家の音楽家「ロバート」と愛し合っていましたが、「ビリー」がスイスへの入国を拒否され、2人は離ればなれになってしまいます。
歌手としての成功を夢みる「ビリー」はナチス高官「ヘンケル」に気に入られて酒場で歌う仕事を始め、レコードに吹き込んだ曲『リリー・マルレーン』が兵士たちの間で人気を集めて一躍スターとなります。ある日、「ロバート」が偽造パスポートでドイツに密入国してきます。
<ハンナ・シグラ>が主人公の歌手「ビリー」、『ハンニバル』の<ジャンカルロ・ジャンニーニ>が「ロバート」を演じ、<ライナー・ベルナー・ファスビンダー>監督の盟友<ダニエル・シュミット>監督がカメオ出演しています。