ファルコン植物記(2188)<一日花9-4>【モミジアオイ】(4)
8月
17日
赤色でよく目立つ花径15センチほどの大きな花として、夏の次期によく見かけますアオイ科フヨウ属の【モミジアオイ(紅葉葵)】です。きれいな花姿ですが、花は<一日花>で、朝に開いた花は夕方にはしぼみますが、夏の暑い盛りに炎天下でも休むことなくたくさんの花が次々と開花します。
北米原産。背丈は1.5~2メートルぐらいに育ち、「ハイビスカス」のような花を夏の7月~9月に咲かせます。同じアオイ科の「フヨウ」の花に似ていますが、花弁が離れているところが「フヨウ」とは異なります。
日本には江戸時代の終わりに渡来し、【モミジアオイ】と名付けられました。葉がモミジのような形であることが由来です。別名【紅蜀葵(コウショッキ)】とも呼ばれています。
樹木ではなく宿根草です。葉は秋に色づき、冬には枯れて根のみで越冬します。