『ある一生』@<ハンス・シュタインビッヒラー>監督
7月
7日
オーストリアの作家<ローベルト・ゼーターラー>の世界的ベストセラー小説を映画化し、激動の時代に翻弄されながら過酷な人生を歩んだ男の愛と幸福に満ちた一生を、美しい情景とともに描いた『ある一生』が、2024年7月12日より公開されます。
1900年頃のオーストリア・アルプス、孤児の少年「アンドレアス・エッガー」は、渓谷に住む遠い親戚「クランツシュトッカー」の農場へやって来ます。しかし農場主にとって「アンドレアス」は安価な働き手に過ぎず、虐げられながら暮らす彼の心の支えは老婆「アーンル」だけでした。
「アーンル」が亡くなると「アンドレアス」は農場を飛び出し、日雇い労働者として生計を立てるようになります。やがてロープウェーの建設作業員となった彼は最愛の女性「マリー」と出会い、山奥の小屋で幸せな結婚生活を送り始めます。
主人公「アンドレアス」の青年期を新人俳優<シュテファン・ゴルスキー>、老年期を『生きうつしのプリマ』の<アウグスト・ツィルナー>が演じ、「マリー」に<ユリア・フランツ・リヒター>、監督は『ハネス』の<ハンス・シュタインビッヒラー>が務めています。