ダウ平均株価(5月13日)終値3万9431ドル51セント
5月
14日
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は9営業日続伸して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げを開始し、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの楽観が相場を支えています。半面、ダウ平均は前週末までの8営業日に1700ドル近く上昇しており、高値警戒感は上値を抑え、利益確定の売りも出やすくなっています。
15日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)のエネルギーと食品を除くコア指数の上昇率が3月から縮小すると予想されています。市場予想通りにインフレ減速が確認されれば、米利下げ期待が高まります。米債券市場では長期金利が前週末の(4.50%)から(4.4%台半)ばまで低下(価格は上昇)し、株式の相対的な割高感も薄れています。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、2025年に人工知能(AI)向け半導体の開発を始める計画と伝わった英半導体設計のアーム・ホールディングスが高く、ダウ銘柄でファンドの資金を活用してアイルランドに工場を建設する協議をしていると報じられたインテルが値を上げています。
ダウ平均株価は、前週末比81ドル33セント(0.21%)安の3万9431ドル51セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比47.37ポイント(0.29%)高の1万6388.24でした。
S&P500種株価指数は、前週末比1.26ポイント (0.024%)安の5221.42でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比47.37ポイント(0.29%)高の1万6388.24でした。
S&P500種株価指数は、前週末比1.26ポイント (0.024%)安の5221.42でした。