日経平均は寄り付き後すぐに上げ幅を380円近くまで広げ「3万7817円78銭」の高値を付けています。その後は伸び悩み、前場の後半には前日の終値を切る場面がありました。
前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が7営業日ぶりに反発でしたが、ハイテク株は前週に大きく下げた後の自律反発狙いの買いとの見方が多く、米長期金利も高止まりしているなかで東京市場の半導体関連の持続的な上昇にはつながりませんでした。
後場では、主要企業の3月期決算発表シーズンを前に様子見ムードから持ち高を買いにも売りにも傾けづらくなっており、小幅での値動きでした。
終値は続伸し、前日比113円55銭(0.30%)高の3万7552円16銭で終えています。