<柴咲コウ>『蛇の道』@<黒沢清>監督
4月
20日
<黒沢清>監督が全編フランスロケ、フランス語で撮影を敢行した、日仏共同製作映画『蛇の道』が、2024年6月14日に公開されますが、予告編が解禁となりました。
フランスの映画制作会社CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)とKADOKAWAによる日仏共同製作による本作は、1998年に日本で劇場公開された<黒沢清>監督の傑作サスペンス『蛇の道』をセルフリメイクした作品です。
他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医「新島小夜子」を<柴咲コウ>。殺された娘の復讐に燃える男「アルベール」をフランスの俳優<ダミアン・ボナール>が演じています。
本予告映像では、「アルベール」と「小夜子」が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まります。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく「小夜子」に対し、「アルベール」が「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わる、はずでした。
次のシーンで、娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかとなると、物語は一気に加速していきます。「小夜子」の患者である「吉村」(西島秀俊)は処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」とニヤリと不気味な笑みを浮かべ、さらに「小夜子」の夫「宗一郎」(青木崇高)もオンライン越しに登場するなど、復讐と並行して「小夜子」の身の回りで奇妙な出来事が起こっていることが垣間見え、「そろそろ ゲームを終わらせましょう?」という「小夜子」の台詞で予告は終わります。