日経平均株価(3月26日)終値4万0398円03銭
3月
26日
26日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前の終値は前日比49円72銭(0.12%)安の4万0364円40銭でした。
前日の米株式相場の下落を受け、値がさ株の一角に売りが先行しましたが、下値では先高観に着目した押し目買いが入り、日経平均は上昇する場面も出ています。
25日の米株式市場では高値圏の主力銘柄に利益確定売りが出て、ダウ工業株30種平均株価やハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が下落しました。投資家心理を冷やし、東京市場でもファストリやソフトバンクグループ(SBG)など日経平均への寄与度が大きい銘柄に売りが出ました。期末を控えた機関投資家のリバランス(資産配分の調整)を目的とした売りも重荷となっています。
ただ、下値は限定的で、日経平均は小高くなる場面も目立ちました。前日の日経平均は474円安と前週末の最高値から反落しましたが、デフレ脱却期待などを背景に先高観は根強く、下げた銘柄には押し目買いが入りました。26日の東京外国為替市場の円相場は「1ドル=151円台」で推移しており、輸出関連銘柄を中心に採算改善を見込んだ買いも入りやすいとの見方もありました。
終値は小幅に続落し、前日比16円09銭(0.04%)安の4万0398円03銭で終えています。