26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続伸して始まりました。米経済が減速しながらも底堅さを保っていることから、景気敏感株や消費関連株の一部に買いが入っていまが、連日で最高値を更新した後で、主力株には持ち高調整の売りも出やすい状況でした。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、半導体の
「エヌビディア」が高く、前週に市場予想を上回る決算と業績見通しを発表した後、買いが続いています。半導体関連を中心に上昇しており、投資家心理の支えとなっている面が見られます。
今週は29日に米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)物価指数(1月分)の発表があります。(FRB)の利下げ転換の時期を探る上で注目度が高く、内容を見極めたいという雰囲気だ見られます。
ダウ平均株価は、前週末比62ドル30セント(0.16%)安の3万9069ドル23セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比20.57ポイント(0.13%)安の1万5976.25でした。
S&P500種株価指数は、前週末比19.27ポイント (0.38%)安の5069.53でした。