『緑の夜』@<ハン・シュアイ>監督
10月
31日
『緑の夜』は、2023年にベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映され、同年の東京国際映画祭にも出品された作品です。
苦難に満ちた過去から逃れるため中国を離れ、韓国で抑圧された生活を送り暮らす「ジン・シャ」は、ミステリアスな緑の髪の女と出会います。本能的に「危険だ」と感じる「ジン」でしたが、2人は人生を賭けた危険な冒険に乗り出します。
脱税騒動により芸能活動を休止していた<ファン・ビンビン>ですが、ハリウッド映画『355』やドラマ『武則天-The Empress-』など華やかな役柄を多く演じてきましたが、本作では抑圧された人生を甘んじて送るも、自由のため大きな賭けに出る「ジン」を演じています。
緑の髪の女には、ドラマ『梨泰院クラス』で知名度を上げ、映画『野球少女』(2021年・監督:チェ・ユンテ)・『ベイビー・ブローカー』(2022年・監督:是枝裕和)の<イ・ジュヨン>が扮し、『アバンチュールはパリで』の<キム・ヨンホ>も共演、監督は、デビュー作『原題:Summer Blur』が高い評価を得た<ハン・シュアイ>が務めています。