連休明け5日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いの流れが加速し、円相場は一時「1ドル=147円台後半」に下落、約10カ月ぶりの安値を付けています。 米国債利回りが上昇しており、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んでいます。 前週末に発表された米経済指標で景気の堅調さが示されたことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化の観測が高まっています。大規模な金融緩和を続ける日銀との方向性の違いから、円安が進みやすくなっています。 午前9時現在は「1ドル=147円15~25銭」と、前週末午後5時比94銭の円安・ドル高となっています。