ダウ平均株価(8月8日)@終値3万5314ドル49セント
8月
9日
7月の中国の貿易統計では、ドル建ての輸出額が前年同月比(14.5%)減り、2020年2月以来の減少率となりました。一方、輸入額も(12.4%)減と、5カ月連続のマイナスとなっています。中国の内需の弱さに加え、海外からの引き合いが鈍く、世界景気の減速感が強まっているとの判断で、米株式市場では景気敏感株の売りにつながっています。
ダウ平均は一時465ドル下げ「3万5007ドル41セント」の安値を付けた後、引けにかけては下げ渋っています。10日に米消費者物価指数(CPI)、11日に米卸売物価指数(PPI)の発表を控えています。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を左右するインフレ指標を見極めたい様子見が出ています。
終値は反落し、158ドルドル64セント(お。45%)安の3万5314ドル49セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比110.074ポイント(0.79%)安の1万3884.324でした。
S&P500種は、前日比19.06 ポイント(0.42%)安の4499.38でした。