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- ダウ平均株価(7月26日)@終値3万5520ドル12セント
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。ダウ平均株価は前日までの12営業日で1700ドルあまり上昇していたため、主要銘柄の一部に持ち高調整の売りが出やすい状況でした。取引開始直後に下げ幅は一時100ドルを超え「3万5306ドル27セント」の安値をつけています。半面、米景気の先行きへの楽観や企業業績の改善期待が支えとなり、小幅高に転じる場面も出ています。
米連邦準備理事会(FRB)は、26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の想定通り(0.25%)の利上げを決定います。<パウエルFRB議長>が記者会見で次回会合での政策金利を据え置く可能性に言及し、買いが優勢となりました。
(FRB)は政策金利を(0.25%)引き上げ(5.25~5.50%)にすると決めました。インフレ率が目標の(2%)を上回る現状を踏まえ、一段の金融引き締めが必要と判断しました。市場予想通りの結果で、発表直後の相場の反応は限られました。
<パウエルFRB議長>の会見が始まるとダウ平均は上げ幅を拡大。前日に比べ200ドル近く上昇「3万5633ドル61セント」まで上昇しています。「今後の会合については何も決定していない」としつつも、物価指標など経済データ次第では「(次回の)9月会合で再び利上げする可能性もあるし、据え置きを選ぶ可能性もある」との認識を示しています。米経済が底堅さを維持している点にも触れた。今回が今の利上げサイクルで最後の利上げになり、米経済が景気後退を回避できるとの期待が意識されています。
終値は13営業日続伸し、前日比82ドル05セント(0.23%)高の3万5520ドル12セントで終えています。13連騰は1987年1月以来の長さです。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比17.273ポイント(0.12%)安い1万4127.282でした。
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