NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公ということで、植物学者<牧野富太郎>の話題が目立ちますが、六甲高山植物園では、鮮やかな六甲ブルーの【ヒメアジサイ】の群落が見頃となっており、7月下旬ごろまで楽しめます。 【ヒメアジサイ】は、「エゾアジサイ」の花序全体が装飾花になったもので、1929年に<牧野富太郎>が長野県戸隠付近で見た「エゾアジサイ」の品種に命名しています。 花が女性的で優美なので「姫アジサイ」と名付けられました。六甲山は花崗岩で土壌が酸性なので、鮮やかな青色に発色し「六甲ブルー」と呼ばれ、「神戸市の市花」として親しまれています。