(画像:YouTubeの「HAKUTO-R チャンネル」より)
日本の宇宙ベンチャー企業ispaceが開発した月面着陸船の打ち上げは、11月30日に予定されていましたが、打ち上げに使われるアメリカ・スペースX社のロケット「ファルコン9」ロケットに追加の点検作業が発生したため、延期されていました。
日本時間11日午後4時38分、民間初の月探査計画「HAKUTO―R」の第一歩となる日本ベンチャー「ispace」(アイスペース)の月着陸船が米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられました。約4カ月半かけて月に向かいます。
計画では、月着陸船は約1カ月かけて、燃料節約のためいったん地球から150万キロメートルまで離れます。そこから月に向かい、月の「氷の海」と呼ばれる地点に、東京・日本橋にある地上管制室から着陸船を制御し、来年4月に月への着陸を試みる予定です。
着陸船には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「タカラトミー」とともに開発した小型の月面探査ロボット「SORA-Q」や、アラブ首長国連邦(UAE)の月面探査機などが搭載されています。
11月16日に打ち上げられました宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」が、ソーラーパネルの不調で月面着陸を断念したため、日本初の月面着陸になる可能性に期待がかかります。
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