『釣りバカ日誌8』@BSテレ東
12月
17日
この年は公開時期が夏になり、併映は『さすらいのトラブルバスター』でした。単独上映になった劇場もあります。前作まで併映されていました『男はつらいよ』の主演でした<渥美清>( 1928年 3月10日~1996年 〈 平成 8年〉 8月4日 )の死が全国に知らされた翌日に公開となりました。
〈スーさん〉こと「鈴木一之助」(三國連太郎)の旧友である「榊」の三回忌、その次女「真理」(西山由海)は秘書として鈴木建設に勤めています。お線香をあげに訪れた「榊」家で、医者として独り暮らしを満喫している長女「和美」(室井滋)に出会います。その場で大腸の具合を気にされ、「和美」の勤務先の病院で内視鏡検査とポリープの切除を行う。そのお礼にと〈スーさん〉は「和美」を釣りに誘います。
今回の釣り旅行は福島県。〈ハカセ〉こと「湯川省平」(柄本明)と「和美」との出会いは気まずいものでしたが、共通の釣り仲間である〈スーさん〉・〈浜ちゃん〉こと「浜崎伝助」( 西田敏行)と出会い、ぎこちないながらも釣りを楽しみます。〈ハカセ〉と「和美」は変わり者同士で意気投合、ついにゴールインをすることになります。二人の想い出のいわき市で行われた結婚式に出席した〈スーさん〉と〈浜ちゃん〉は、待望の渓流釣りに出かけますが、折しも悪天候となり、山中で遭難してしまいます。