『極道の妻たち 三代目姐』@BS日テレ
11月
20日
関西坂西組・三代目の「坂西武雄」(丹波哲郎)が倒れ、妻の「葉月」(三田佳子)は1万人以上の組員を従えていましたが、組長代行の「寺田」は四代目を狙っていました。折しも「坂西」の子分・若頭補佐の「赤松」(萩原健一)が出所し、「赤松」を推す幹部がいたことなどから三代目の死に伴い権力闘争が起こります。
「赤松」は「葉月」に「寺田」(成田三樹夫)が入れ札で組長に決定したことを報告しますが、「葉月」は「赤松」に3億の金を渡し、「寺田」に勝つように言い放ちます。「赤松」は寺田の子分を殺害、「清美」(吉川十和子)という女を利用しようとしますが、健気な「清美」に次第に心を寄せてしまいます。
脚本は<高田宏治>が担当。監督は<降旗康男>が務めています。本作では、1990年・第13回日本アカデミー賞において<三田佳子>が優秀主演女優賞、<降旗康男>が優秀監督賞、<木村大作>が優秀撮影賞、<増田悦章>が優秀照明賞、<市田勇>が優秀編集賞をそれぞれ受賞しています。