道路の排水溝の会所部分から、シソ目キリ科(前:ゴマノハグサ科)キリ属のど根性な【キリ】が伸びていました。
翼(よく)のついた小さい種子は風でよく撒布され、発芽率が高く生長が早いため、随所に野生化した個体が見られる植物です。
【キリ】は落葉広葉樹の高木で、成長すると高さ10 ~15メートル 、幹の直径は50センチメートルになります。丸く横広がりの樹形になり、樹皮は灰白色。日当たりの良いところを好む性質で、短期間で早く生長します。
葉は長い葉柄がついて対生し、葉身は長さ10~20 センチほどです。若木の葉は特に大きくなります。葉縁は全縁または浅く3裂し、葉の表面は粘り気のある毛が密生しています
あちらこちらで大きく成長した野性の【キリ】を見かけますが、円錐状につける淡い紫色の花を見かけたことがありません。
この【キリ】も排水溝の中では根を張るほどの土もなく、グレーチングの格子の幅もない中では幹も育たず、いずれ枯れてゆく運命なのかなと、しばし眺めておりました。
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投稿日 2022-10-29 17:30
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2022-10-29 17:44
ワオ!と言っているユーザー