『釣りバカ日誌』@BSテレ東
10月
15日
釣りキチの会社員と初老の社長とのふれあいを描く。<やまさき十三>、<北見けんいち>の同名漫画『釣りバカ日誌』(1979年から『ビッグコミックオリジナル』で連載)の映画化しています、脚本は<山田洋次>と、<桃井章>が共同で執筆しています。監督は<栗山富夫>が務めています。
釣りキチのサラリーマン「浜崎伝助」(西田敏行)は、ある日高松から東京本社へ転勤を命じられます。「伝助」が愛妻「みち子」(石田えり)と共に引っ越したのは北品川の釣り宿の2階でした。「伝助」を迎えた鈴木建設の営業三課では、なんとなく彼の怠慢病が蔓延してきています。昼に「伝助」は食堂で社長の「鈴木一之助」(三国廉太郎)と知り合いますが、お互いに素姓は知りません。二人は意気投合し、釣りに行く約束をし、釣りの日「一之助」は「伝助」の家でもてなしを受けます。
「伝肋」も「みち子」も「一之助」を孤独であまり裕福ではない老人と錯覚したのです。「一之助」は教えてもらった電話番号から「伝助」が自分の会社の社員であることを知ります。ある日、「みち子」は「伝肋」の忘れ物を会社へ届けに行き「一之助」の正体を知ります。「伝助」と「みち子」は複雑な気持でした。やがてまた転勤の季節になり「伝助」は高松へ戻ることになります。