11日、マカオ政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、基幹産業のカジノを含めた商業活動を停止させ、市民を自宅待機としています。6月以降、全市民を対象にPCR検査を6回実施しましたが感染拡大に歯止めがかからないようです
マカオは香港と同じ「一国二制度」が適用される中国の特別行政区。6月中旬から変異型の感染が急拡大し、人口約68万人のうち1500人超が感染しています。中国式の「ゼロコロナ」政策に従い、厳しい防疫措置が取られます。
<賀一誠>マカオ特別行政区行政長官は「“感染症防止法”の規定により、11日深夜から18日深夜まで、生活必須事業を除くすべての企業の営業活動を中断する」とされ、スーパーマーケットなど生活維持に必要な分野を除き、企業活動を停止し、市民には自宅待機を求める。6月下旬に映画館やカラオケ店などの娯楽施設を閉鎖したが、感染が収束しないため、カジノ閉鎖に踏み切っています。
10日から全市民を対象に2日に1度、計4回の検査を始めた。全市民向け検査は直近1カ月弱で10回が実施されています。
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