ダウ平均株価(5月12日)@終値3万1730ドル30セント
5月
13日
米長期金利の低下にもかかわらず、ハイテク株には売りが続いています。今年に入ってからの株価の大幅下落で信用取引の買い主体には「マージンコール(追い証)」が発生しているとみられ、損失覚悟の投げ売りが、相場下落につながっています。
朝方発表の4月の米卸売物価指数(PPI)は前月比(0.5%)上昇と市場予想に一致したものの、前年同月比では(11.0%)上昇と高水準の伸びが続いています。11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの懸念が再認識されています。
終値は前日比103ドル81セント(0.33%)安の3万1730ドル30セントと、連日で年初来安値を更新して取引を終えています。
ナスダック総合株価指数は、小幅に続伸6.726ポイント高の1万1370.962で終えています。
S&p500種は、 5.10ポイント安の3930.08でした。