28日、仙台市は海外渡航歴のない新型コロナウイルス感染者から、「変異株(オミクロン)」の新たな系統が検出されたと発表しています。
「変異株(オミクロン)」の新系統をめぐっては、4月11日に成田空港の検疫で検出された「変異株(XE)」とは別の系統で、国内で確認されたのは初めてになります。
仙台市によりますと、今回確認された新系統は、「変異株(XE)系統」と同様に、「BA・1」と「BA・2」の2系統の遺伝子が交じった組み換え体で、感染力や重症化リスクは不明とのことです
感染者は仙台市在住で、3月下旬に発症。直近の海外渡航歴はありませんでした。症状は重くなく、既に療養は解除されており、接触者などから新系統のウイルスは検出されていません。
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