香港政府の<林鄭月娥>行政長官は4日の記者会見で、5月に迫った長官選挙に出馬しない意向を表明しています。既に中国指導部に報告済みだといいます。<林鄭月娥>行政長官は不出馬について「家庭の理由」と説明。任期の6月末まで職にとどまります。
香港では過去数カ月間、新型コロナウイルス感染が急増し、100万人を超える感染者が出ています。徹底して感染を抑え込む「ゼロコロナ」を掲げる<習近平>国家主席の<林鄭月娥>行政長官に対する信頼が失墜し、立候補を断念したようです。
一方、4日付の香港各紙は、香港政府ナンバー2の<李家超>政務官が長官選に出馬する見通しだと報じています。警察出身の<李家超>政務官は、2019年の民主派による反政府デモへの強硬な取り締まりや中国政府に批判的だった香港紙『蘋果日報(リンゴ日報)』を廃刊に追い込んだことで知られる親中派です。
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