31日、医薬品メーカーの「興和」(本社:名古屋市)は新型コロナウイルス治療薬として臨床試験(治験)を進めている抗寄生虫薬「イベルメクチン」について、「変異株(オミクロン)」への抗ウイルス効果を確認したと発表しています。 今後治療薬としての有効性と安全性を確認し、実用化を目指すことになります。 「興和」は1000人を対象とした治験を進めています。「イベルメクチン」は、ノーベル医学生理学賞を受賞した<大村智>北里大特別栄誉教授が開発に貢献。抗寄生虫薬として世界中で使われ、30年以上の実績があります。