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- ダウ平均株価(1月3日)@終値3万6585ドル06セント
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりもみ合いの展開になりました。
新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の感染が米国など世界各地で拡大しているものの、重症化リスクは低いとの報告が相次いでいます。景気回復への楽観的な見方を背景に年明けの買いが先行し、米経済の回復基調が続くとの楽観が相場上昇を支えています。年初とあって年金基金などの新規資金の流入を見込む期待も買いを後押ししています。
(12月29日)に付けた過去最高値「3万6488ドル63セント」を上回り、高値警戒感から利益確定売りも出やすい情況でしたが続伸、終値は年末営業日比246ドル76セント(0.68%)高い3万6585ドル06セントの過去最高値を更新して取引を終えています。
景気敏感株への買いが目立ち、航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなどが高く、米長期金利が一時前週末比(0.09%)高い(1.60%)と昨年11月下旬以来の高水準を付けています。利ざや期待の思惑から金融銘柄も買われていました。
ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが一時(11%)高となっています。2日に発表した2021年10~12月期の販売台数(93万台)が市場予想を大幅に上回り、好感した買いが集まりました。アップルが一時(3%)上昇し、米企業として初めて時価総額3兆ドルを突破しています。
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