『ヴォイス・オブ・ラブ』@<バレリー・ルメルシエ>監督
12月
19日
1960年代、カナダ。ケベック州に暮らす音楽好きな一家の14人目の末っ子「アリーヌ」は、5歳の時に人前で歌いはじめ、その並外れた歌唱力で町の話題を集めます。やがて「アリーヌ」は歌手を夢見るようになり、母は娘の夢をかなえるため地元の有名音楽プロデューサー、「ギィ=クロード」にデモテープを送ります。彼の尽力で12歳にしてデビューを果たした「アリーヌ」は、すぐに天才少女としてもてはやされるようになりました。
しかし「ギィ=クロード」は彼女を世界的な大歌手にするため数年間の活動停止を決め、英語の特訓やダンスの授業などに専念させます。そしてついに、世紀の歌姫への階段を駆けあがる旅が始まります。それは「アリーヌ」と「ギィ=クロード」にとって、真実の愛と出会う旅でもありました。
映画監督としても活躍するフランスの女優<バレリー・ルメルシエ>が監督・脚本・主演を務め、<セリーヌ・ディオン>の軌跡を忠実に再現した作品です。