ダウ平均株価(12月13日)@終値3万5650ドル95セント
12月
14日
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染拡大への警戒感から景気敏感株が売られています。13日、「変異株(オミクロン)」の感染が拡大する英国で初の感染者(世界初)の死亡が確認されています。米国でも感染者が再び増加しており、行動制限などによる景気への影響が懸念され、航空旅客数が減り、航空機の受注にも響くとの見方からボーイングが大幅に下落しています。
ダウ平均は前週に1400ドル近く上昇しており、14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定売りも出ているようです。(FOMC)ではテーパリング(量的緩和の縮小)の加速が決定されるとの見方が強く、来年に予想される利上げの開始時期やペースがどうなるのか様子見したい投資家は多く、積極的な買いは見送られています。
半面、米長期金利が(1.4%)台前半に低下し、相対的な割高感が和らいだ高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入っています。