日経平均株価(11月22日)@終値2万9774円11銭
11月
22日
終値は、小幅続伸し、前週末比28円24銭(0.095%)高の2万9774円11銭で取引を終えています。
前週末の米ダウ工業株30種平均の下落を受けて日本株にも売りが優勢でした。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、世界経済の先行き不透明感が投資家心理の重荷となっています。
前場では、日経平均株価も下げ幅を200円超まで広げた後は下げ渋る展開で、塩野義やアステラスなど医薬品株の上昇が相場の押し上げ役となりました。景気変動の影響を相対的に受けにくいという位置づけから、また景気敏感株のなかでも、業績や株主還元への期待が根強い海運や商社株の一角には買いが入っています。
東京市場はあす祝日で休場とあって、2万9800円ちょうど近辺では上値が重く様子見姿勢から積極的な上値追いは限られました。