フェイスブック、社名を「メタ」に変更
10月
29日
同社はインターネット上で実際に同じ場所にいるような感覚で交流できる仮想現実空間(メタバース)と呼ばれる分野を中核事業に育てる計画で、ネット交流サービス(SNS)のイメージが強いブランドの再構築に踏み切っています。
<ザッカーバーグ>最高経営責任者(CEO)は同日の声明で、今後10年以内に同社の構築するメタバースで世界10億人の利用を目指すと表明。社名変更について「フェイスブックはSNSの象徴的なブランドとなったが、将来的に当社がメタバース企業であると認識されるようにしたい。新しいブランドを採用する時が来た」と説明しています。
巷では社名変更は、2016年の米大統領選挙で、トランプ陣営が雇った調査企業「ケンブリッジ・アナリティカ」が、5000万名のフェイスブックユーザーの個人情報を不正収集していたとのスキャンダルから世間の目をそらすことが狙いだとの批判の声も出ているようです。