芥川賞作家<綿矢りさ>が、高校生による禁断の三角関係を描いた同名小説を、『ジオラマボーイ・パノラマガール』 ・ 『樹海村』の<山田杏奈>主演で映画化した『ひらいて』が、2021年10月22日より全国で公開されます。
明るく成績優秀で校内では人気者の「木村愛」は、同じクラスの「たとえ」に片思いをしています。目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの「たとえ」は、どこか人と関わりを持つことを避けているように見え、「愛」はなかなか近づけずにいましたた。
そんな「たとえ」が誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然目撃した愛は、ある夜、悪友たちと学校に忍び込んだ際、その手紙を盗んでしまいます。手紙は、糖尿病の持病を抱える陰気な少女「美雪」からのものでした。
学校でも目立たない「美雪」と「たとえ」が密かに交際していることを知った「愛」の思いは乱れますが、その気持ちを隠して「美雪」に近づきます。そこから「愛」と「美雪」、「たとえ」の三角関係が始まります。
監督はオムニバス映画『21世紀の女の子』でも注目を集めた若手監督<首藤凜>が務めています。
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