昨日は同じバッタ目(直翅目)キリギリス科の「ヤブキリ(藪螽斯)」と久しぶりに遭遇しましたが、今回は【セスジツユムシ】です。
体長(頭部より羽先まで)31-40ミリ前後。全身鮮やかな緑または淡褐色から褐色。「ツユムシ」よりも幾分頑丈な体つきで、脚はやや太く、短い。特にメスで顕著。前羽は長く、「ツユムシ」よりも厚みがあり、後ろ羽の飛びだし方は弱く、体型・色彩が若干異なり、一見では別種のような容姿です。
オスは頭部、前胸に褐色に縁取りのある橙色の筋、羽には褐色の筋、メスでは頭頂から羽の先まで乳白色の筋が入ります。普通メスの方が羽は短いのですが、稀に長翅型が現れこの場合のみオスの体長を超えます。複眼は黄色く、上4分の1ほどに黒い筋が横切るようにあり、そこから上の部分はやや濃い色をしています。産卵管は非常に短く腹部の半分ほどで、小鎌の刃のような形をしています。
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