日経平均株価(7月29日)@終値2万7782円42銭
7月
29日
主要企業の決算発表が本格化するなか、前日に好決算や上方修正を発表した銘柄の一角に買いが入っています。前日に米株式市場でハイテク株が上昇したのも支えとなったほか、午後は香港株の上昇も投資家心理を上向かせたようです。
企業の今回の4~6月期決算は高い進捗率を確認することで、基本的には相場の支援材料になりやすいはずですが、足元で国内の新型コロナウイルスの感染者が急増している中、その先の政治リスクを踏まえると好決算を素直に評価する動きに陰りが出る可能性もあります。
28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を受けた市場の動揺はみられず、無難に通過したとの受け止めは、米市場のみならず日本でも一定の買い安心感につながっています。