スイスで7日、イスラム教徒の女性が身に着ける「ブルカ」や「ニカブ」を念頭に、公共の場で顔を隠す衣装の着用を禁止する提案をめぐり国民投票が行われ、賛成約51%、反対約49%の僅差で可決されています。投票率は約51%でしたた。
これにより、公道や飲食店など全ての公共の場での着用が禁止される一方、礼拝や安全上の理由など例外も認められます。
国民投票は右派の与党・国民党などが主導。同党議員は投票前、「スイスでは顔を見せることが伝統であり、基本的自由の象徴だ。(顔を隠すことは)イスラム過激派のシンボルだ」と主張した。一方、連邦政府は「提案は行き過ぎだ」として、国民に反対票を投じるよう呼び掛けていました。
スイスでは既に一部の州が公共の場での「ブルカ」などの着用を禁止。フランスやベルギーでも法律で禁止されています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ