国内初@新型コロナワクチンを接種した60代女性死亡
3月
3日
女性に基礎疾患はなく、死因はくも膜下出血とみられています。現時点で接種との因果関係は評価できず、今後検討するとしています。コロナワクチン接種開始後の死亡例の報告は国内で初めてになります。
厚労省のワクチン分科会副反応検討部会は「海外の接種事例でも、くも膜下出血と新型コロナワクチンに関連があるとはされていないようだ」とする見解を発表。偶然の可能性もあるが、さらに情報を収集するとしています。
アメリカのCDC(疾病対策センター)によりますと、アメリカでは去年12月14日以降、2月21日までに6300万回を超えるワクチンの接種が行われ、ワクチンを接種したあとに亡くなった人は1099人とされ、率にすると0.0015%です。
CDCなどがワクチンを接種したこととの因果関係があるかどうかそれぞれのケースについて調べていますが、これまで、死亡した理由にワクチンの安全性の問題を示すような一定のパターンは見られないとしていて、新型コロナウイルスのワクチンは安全で効果があるとしています。