東京のスポーツ7紙の映画担当記者で構成される、東京映画記者会が主催する「ブルーリボン賞」ですが、2月24日に「第63回ブルーリボン賞」の受賞結果が発表されています。
作品賞は、福島第一原子力発電所の事故を描いた<若松節朗>の監督作
『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』 に決定し、外国作品賞は<ポン・ジュノ>の監督作
『パラサイト 半地下の家族』 が受賞しています。
<二宮和也>の主演作
『浅田家!』 を手がけた<中野量太>が監督賞に輝いています。
主演男優賞は
『ミッドナイトスワン』 (監督:内田英治)の<草なぎ剛>、主演女優賞は
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 (監督:田中亮) ・
『MOTHER マザー』 (監督:大森立嗣)の演技により<長澤まさみ>が獲得しています。
また<長澤まさみ>は、昨年の「第62回ブルーリボン賞」でも
「コンフィデンスマンJP ロマンス編」 (監督:田中亮)にて主演女優賞を受賞しており、同賞の2連覇は史上初となっています。
助演男優賞には
『窮鼠はチーズの夢を見る』 (監督:行定勲) ・
『糸』 (監督:瀬々敬久) ・ 『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の<成田凌>、助演女優賞には『劇場』 ・
『十二単衣を着た悪魔』 (監督:黒木瞳) ・
『ホテルローヤル』に(監督:武正晴)出演した<伊藤沙莉>が選ばれ、新人賞は『MOTHER マザー』で映画デビューを果たした<奥平大兼>が受賞しています。
なお、新型コロナウイルス感染防止のため、今回の授賞式は行われません。