『ホテルローヤル』のポスター解禁@<武正晴>監督
8月
1日
『ホテルローヤル』は、<桜木紫乃>氏自身の生家でもある北海道・釧路湿原に立つラブホテルを舞台に、現在から過去へ時間軸をさかのぼり、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性を、切なくも瑞々しいタッチで描いた7編からなる連作小説です。
映画版は、<武正晴>(53)が監督を務め、NHK連続テレビ小説『エール』の<清水友佳子>が脚本を担当。閉塞感のある日常を離れ、ホテルローヤルの扉を開く男女、問題を抱える経営者家族・従業員のそれぞれの人生模様を、経営者家族のひとり娘「田中雅代」(波瑠)を主軸に描きます。
ポスターは、物語の舞台となるホテルローヤルの外観に加え、「田中雅代」、ホテルを訪れる スタッフや客 をとらえた場面写真で構成されています。「雅代」が淡い恋心を抱くアダルトグッズ会社の営業「宮川」(松山ケンイチ)、雅代の父親「大吉」(安田顕)、母親「るり子」(夏川結衣)、ホテルローヤルのパートタイム従業員(余貴美子、原扶貴子)、親に見捨てられた女子高生(伊藤沙莉)、妻の浮気に耐える高校教師(岡山天音)、親との同居でなかなか肌を合わせる時間がない夫婦(正名僕蔵、内田慈)などを配置。「孤独を抱える人々は『非日常』を求め、扉を開くー」という言葉が添えられています。