大阪・長居公園で31日、「大阪国際女子マラソン」が行われ、東京五輪代表の<一山麻緒>(23・ワコール)が、2時間21分11秒で初優勝しています。
同じ東京五輪代表の<前田穂南>(24・天満屋)が14キロ手前で遅れる中、<一山麻緒>は<川内優輝>(33・あいおいニッセイ同和損保)ら、男子のペースメーカーに必死に食らいついていきました。
今回の大会は、新型コロナウイルスの感染拡大により、一般公道から公園内を約15周(1周2・8キロ)する周回コースに変更されています。開催直前での異例の変更でしたが、高低差は約5メートルと平たんで風の影響も少なく、好記録の期待が高まっていました。
2005年9月に<野口みずき>がベルリンマラソンで樹立した日本記録(2時間19分12秒)には及びませんでしたが、大会新記録で優勝しています。
<前田穂南>は、自己ベストを20秒近く更新する2時間23分30秒のタイムで2位でした。
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