『竜とそばかすの姫』公開決定@<細田守>監督
12月
15日
<細田守>監督は、1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、『劇場版デジモンアドベンチャー』(1999年)で映画監督デビューを果たしています。その後、フリーとなり、2011年に<齋藤優一郎>プロデューサーと自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立しています。
フリーからの過去作すべて「日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞を受賞。『未来のミライ』は、アニー賞受賞に「アカデミー賞」長編アニメーション部門にノミネートされるなど、世界から評価を得ています。
「スタジオ地図」の設立から10周年を迎える2021年に公開される本作。中身はまだ秘密のままで、明らかになっているのは、タイトルと物語の舞台が全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世を描き出した1枚のコンセプトアート。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000年)や 『サマーウォーズ』 (2009年/2020年1月17日・4DX版劇場公開)では、インターネットやデジタル技術が人々の生き方をどのように変えたのかが描かれました。
『竜とそばかすの姫』では、<細田守>監督が最新の知見に基づき、ネット世界を題材にして現代に切り込みます。タイトルに込められた「竜」、そして「そばかすの姫」はなにを表現しているのか。<細田守>監督が一貫して見つめ続けた「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」が、新型コロナウイルスの困難に直面したいま、希望と勇気の物語を生み出してくれます。