<ハヤシライス>デイケアのお昼ご飯(479)
8月
11日
本日のお昼ご飯は、(347)以来、久しぶりになる「ハヤシライス」の登場で、「サラダ」+「コンシメスープ(玉ねぎ・人参)」+「キャロットゼリー」でした。
「ハヤシライス」は、明治後期から大正時代にかけて、東京の洋食店で考案された料理とされています。
「ハヤシライス」といういかにも和風の名前は、和製英語の典型で、「細切れの牛肉とご飯」を意味する「ハッシュドビーフ・アンド・ライス」の「ハッシュド」の「ド」がショウラクされ、「ハヤシ」と呼ばれるようになったそうです。
また一説には、「丸善」の創業者で医師である「早矢仕有的(はやしゆうてき)」が考案したので、「早矢仕(ハヤシ)ライス」という説もあるようです。
また、同じハヤシさんでも、上野にある有名レストラン「上野精養軒」のコックだった「林」さんが考案した料理だから「林ライス」とする説もあります。
このほかにも、明治時代、北九州の門司港栄町の商店街にある大衆レストランが、船に乗る急ぎの客用に、ケチャップベースの「早く出来るライス」すなわち「早いライス」を出し、これが「ハヤシライス」になったというものもあるようです。