「ロイヤルホスト」など70店舗閉店@ロイヤルホールディングス
5月
15日
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外食控えなどで業績が急速に悪化しました。2020年6月中間連結決算の純損益は155億円の赤字に転落する見通し。コロナ・ショックの直撃を受け、展開する飲食店の1割を閉める創業以来最大のリストラに踏み切ります。
ロイヤルホールディングスによりますと、政府の緊急事態宣言が出された4月以降、外食事業の多くの店で臨時休業や時短営業を実施。4月のロイヤルホストの既存店売上高は、機内食やホテルなど外食以外の事業も深刻な売り上げ減に陥っています。
緊急対策として、レストラン「ロイヤルホスト」(217店舗数)や天丼店チェーン「てんや」(147店舗数)などの不採算店閉鎖のほか、手元資金確保のため金融機関に100億円の融資枠設定などを求めるようです。閉店に伴う従業員の解雇などは計画していないといいます。