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歌人<吉井勇>未発表原稿『神杉』発見@京都府立京都学・歴彩館

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未発表歌集『神杉』の直筆原稿(... 未発表歌集『神杉』の直筆原稿(画像:京都府立京都学・歴彩館)
いのち短し恋せよ少女ー。『ゴンドラの唄』(1915年(大正4年))の作詞(作曲:中山晋平・歌唱:松井須磨子)で知られる歌人<吉井勇>(1886年(明治19年)10月8日~1960年(昭和35年)11月19日)が太平洋戦争末期にまとめ、終戦時に破棄したとされていた未発表歌集『神杉』の直筆原稿が、京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区)で見つかったことが26日発表されています。

『神杉』は、戦意高揚を目的に出版社「八雲書店」が企画した「決戦歌集」シリーズの一つです。戦争末期、吉井や佐佐木信綱ら10人程度が歌集作成を依頼されましたが、終戦で刊行中止になっています。

今まで<斎藤茂吉>の歌集『万軍』しか存在が確認されていませんでしたた。戦後、ほぼ同じ人選で<吉井>の『金泥』を含む「新日本歌集」シリーズが出版されています。
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