『黒い暴動』(2016年)の<宇賀那健一>監督が、音楽や映画などが禁じられた世界で音楽に出会ってしまった若者たちを描いた作品『サラバ静寂』が、2018年1月27日から全国で公開されます。
音楽、映画、小説などあらゆる娯楽を禁止する法律「遊楽法」が施行された日本。ネジ工場に勤務し、そこで働くだけのつまらない日々を送っていた「ミズト」と「トキオ」。ある日、2人は根絶されたはずの音楽が大量に保存されている廃墟を偶然見つけてしまいます。
音楽に衝撃を受けた2人は廃墟に通いつめ、音楽の世界に魅了されていきます。さらに2人は「サノバノイズ」という闇ライブが今でも開催されていることを知り、そのライブに行くことを夢見て、2人で音楽を作り出します。
しかし、音楽を心から憎む「杉村率」いる警察、音楽を所持した罪で父親を殺された「ヒカリ」が廃墟へ向けて歩みを進めていました。
主演「ミズト」役に『太陽を掴め』(2016年・監督: 中村祐太郎)・『獣道』(2017年・監督: 内田英治)の<吉村界人>、モデルの<SUMIRE>が「ヒカリ」役、<斎藤工>が警察官「杉村」役をそれぞれ演じています。
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