お茶菓子(259)田舎のおかき@岩塚製菓
9月
13日
「おかき(御欠)」は、餅米を原料とした菓子で、餅を小さく切り(欠き)、乾燥させたものを表面がきつね色になるまで炙った米菓です。
小粒なものを「あられ」と呼びますが、本来はもち米をそのまま炒ったものをあられ、なまこ餅(ナマコに似た形状に成形された餅)を切って干し、焼いたもの(かき餅)をおかきと呼んでいました。しかし現在では同じ餅を原料とした焼き菓子を大きさで区別しているに過ぎません。
「煎餅」は、本来はうるち米で作るものが煎餅。前述のとおり「おかき」や「あられ」はもち米で作ります。
歯応えも良くあっさりとした味わいの「田舎のおかき」、おいしくいただきました。