神戸国際松竹(神戸市中央区)で8月16日(金)から9月5日(木)まで「京マチ子映画祭」(1500円均一)が開催されます。
<溝口健二>、<小津安二郎>、<黒澤明>、<市川崑>、<衣笠貞之助>、<成瀬巳喜男>、<増村保造>ら日本を代表する監督の名作に数多く出演し、今年でデビュー70年を迎える女優<京マチ子>(1924年3月25日~2019年5月12日)の代表作が一挙に上映(スケジュールはこちら)されます。
<京マチ子>は、大映トップ女優として君臨したと同時に国際女優として確固たる地位を確立し『雨月物語』(監督:溝口健二・1953年3月26日公開)『地獄門』(監督:衣笠貞之助・1953年10月31日公開)といった作品が国際映画祭で高く評価され、「グランプリ女優」と呼ばれるようになりました。その代表作をはじめ16作品がラインナップし、日替わりで上映されます。
肉体を武器に男を手玉に取る女、夫の前では貞淑な妻ながら裏では若い男と通じる女、不器量だが心優しき女性など、様々な女性の人生や業を演じ、数多の顔を持つ<京マチ子>の魅力がスクリーンで堪能できる映画祭です。
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