残念です「天牛堺書店」破産手続き
1月
29日
天牛堺書店は1963(昭和38)年創業、大阪府堺市発祥で、新書と古書を併売する業態が特徴。店頭のワゴンで数日に一度、全ラインナップと均一価格を切り替える形で古書を売るなど、非常にユニークな売り方をしていたことでも知られ、堺市周辺の読書家に親しまれてきました。
特に古書・専門書の目利き力に定評があり、国立大学の図書館や研究室などとも取引していました。しかし、ネット販売やスマホの台頭、活字離れなどで店舗の集客力が低下し売り上げが減少、1998年5月期には28億円あった年売上高が2018年5月期には18億円まで減少。同期に約16億4000万円の負債を計上していたといいます。