「格安航空会社(LCC)スクート」@関西空港
11月
2日
スクートは初便の成田=台北=シンガポール線から拡大を続け、現在は成田・関西・札幌より3カ国4都市に就航しています。11月3日からは冬季限定で札幌=シンガポール直行便、12月19日からは関西国際空港から米ハワイ・ホノルルとシンガポールを結ぶ直行便を新たに週4便就航させます。
LCCはこれまで3~4時間の短距離路線が中心でしたが、今回の2路線は7時間を超えています。すでにスクートは本拠地のシンガポールと欧州を結ぶ便を就航させていますが、ホノルルからは北米大陸も視野に入ります。LCCでの中・長距離便が浸透すれば、関空からLCCでの世界一周が可能になるかもしれません。
関空を午後7時25分に出発するホノルル便の所要時間は7時間10分。反対のホノルル発は9時間25分です。シンガポール線もそれぞれ、関空発が7時間、シンガポール発が5時間45分で結ばれます。
同社はすでに関空から台湾の高雄とタイ・バンコクを経由するシンガポール線を運行しており、シンガポールや台湾の利用者が、関空を経由してホノルルに向かうことも可能となります。
日本人に人気のホノルル便は、関空からは日本航空、デルタ航空、ハワイアン航空のほか、マレーシアのLCCのエアアジアXも今年6月に参入。大手航空会社の往復料金が7万円台からなのに対し、LCCでは半額以下の3万円台で行ける日もあります。