一巻目の 『日暮らし』(上) に次いで、第二巻目になる『日暮らし』(中)です。
「鉄瓶長屋」から「幸兵衛長屋」に家移りしてきた煮物屋の<お徳>ですが、同じ長屋で安値でおかずを売る<おみね>が突然消え、残された奉公人の<おさん>と<おもん>の二人に、いつものごとくおせっかいを焼いてしまいます。
そんな折、植木職人の<佐吉>が母親であり<湊屋総兵衛門>の妾である<葵>殺しの下手人として掴まり、自身番に身柄を拘束されてしまいます。
同心の<筒井平四郎>は18年前の<湊屋>の本妻<おふじ>と<葵>の間に起こった事件が絡んでいるのえはなかと、自身番が管轄外にも関わらず、<弓之助>共々出向き、事件を調べ始めます。
下手人として捕えられた<佐吉>は、<湊屋>の根回しの金策で無事に解放されますが、<平四郎>自身は<佐吉>の無実を信じ、<湊屋>が身内の誰かを庇っているのではないかと訝りながら、<湊屋>との面談を実行していきます。
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