『三四郎はそれから門を出た』三浦しをん(ポプラ文庫)
4月
5日
元町田駅前の大型古書店「高原書店」に勤務していただけあって、本の虫の著者らしい読書内容を感じるとともに、多くの本が登場、著者の軽快な解説文が楽しめます。
第4章の『なんだよ風見鶏』は、雑誌『anan』に連載されたエッセイですが、神戸に訪れた際のページがあり、ちょっぴり嬉しくなりながら読みました。
文庫版のあとがきに、<「私は、あらすじ紹介に終始しない」・「最後の一、ニ行で、『しかし、これはいただけない』といったどんでん返しをしない」ことを心がけたつもりだ。>は、わたしも読書日記としてコメントを書いている立場として、「なるほど!!」と納得です。