「Fantastic ーおはなしの森ー」@【神戸アートビレッジセンタ】(58)
6月
21日
会場には「絵本の原画」と「絵本」が並べられたコーナーがあり、興味深く拝見してきました。
「絵本」は、絵を眺めさせながら大人や年長者が物語を読み聞かせるのが一般的な使われ方だと思いますが、これによって言葉と視覚的な情報を関連させて、イメージを膨らませる効果に期待できます。
荒唐無稽の物語もありますが、最近の絵本作家はストリーテラーとしての技量と、読み手の心の機微に対する深い洞察を作品に反映できるかが求められ、また見慣れた事象にも新しい意味合いを感じさせることが求められているようです。