ファルコン植物記(1501)淡黄色の花<グミ>
4月
18日
<グミ>はグミ科グミ属の植物の総称として使われ、熟した果実は食用になります。
果実は楕円形で赤く熟し、渋みと酸味、少しばかりの甘みを持ちますが、<グミ>の実は<ビタミンE>が豊富で果物のなかでもトップクラスで抗酸化作用を持ち、赤色は<リコピン>ですので、これまた抗酸化作用が強い成分です。
アジア・ヨーロッパ・北アメリカに約60種ほどが分布、日本には約15種ほどが自生していますが、その中でも園芸的に栽培されているのは、常緑でツル性の「ナワシログミ」、落葉低木種の「ナツグミ」です。
花は両性・単性があり、花のように見えている部分は<蕚>で花弁はありません。
黄色で筒状、先が4裂して雄しべは4本です。