今回の<田中とき子>先生の作品は、すっきりとした姿を見せてくれていました。 大きな「ハラン」を中心軸に、青紫色の「アイリス」、その後ろ側に「ビブルナム」の白い小花が活けられていました。 「ビブルナム」は、ガマズミ属の中まで、3~4月頃が開花時期、白い小花も秋に熟すコバルトブルーの果実も濃い緑色の葉に映える美しい常緑種です。 優雅な「ハラン」の反り具合が、心地よいバランスを保っていました。